1988から1990のA's黄金期について、語りませんか? デーブスチュワートにボブウェルチ、 エカーズリーにハニカット、ネルソンの中継ぎ陣。 とても大好きなチームでした。 更に詳しいことを知っている方、教えて下さい。
この時代のアスレティクスと言えば僕みたいな後追い世代にはバッシュブラザースやリッキーヘンダーソンらの名しか浮かんできません。ボブウェルチっていうのは渋いですね。確かドジャースにもいたんじゃなかったっけ?それから出来ればこの時代のアスレティクスのバッティングオーダーを教えてください!
私の記憶が確かなら・・・
一番リッキーヘンダーソン
二番1989はフィリップス
でクラウチングのコンビでした。
ランスフォード(ポップフライのヒットが多かった、超前進守備)
トレードできた、マギー
三番カンセコ
四番マグワイア
トレードできたハロルドベインズ
五番デーブヘンダーソン(顔が凄くゴツイ)
六番スタインバック(強肩、後年強打者に。顔にデットボール受け、プロテクターしてました)
七番ホゼ(あまり記憶が無い・・・)
八番ワイス(名手でした)
九番ガイエゴ(小柄の全ポジション守れる選手)
だったはず・・・・ 間違ってたら教えて下さいね。
デーブさん、こんにちは。良かったですよね、あの頃のアスレティックス。実は僕の中で一番印象に残っているのが1989年のワールドシリーズ開幕直前の地震。テレビに釘付けになりました。まあ、それは置いときまして、一番メンツが揃っていて強かったのが1990年のA’sでしょう。シーズンは103勝を挙げ、レッドソックスとのリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ、レッズとのワールドシリーズともに4タテのオール・スウィープでしたから。
この年のMVPはリッキーでした。65盗塁で盗塁王、打率.325、そしてホームランも28本打ったのです。マックとホゼのバッシュ・ブラザースはそれぞれ39、37本で2位と3位。ちなみにホームラン王は阪神からMLBに戻ったフィールダーで51本も打ちました。投手陣も27勝でサイヤング賞受賞のボブ・ウェルチ、そして22勝のデーヴ・スチュワート、さらに48セーヴを挙げたエカーズリーなどなど凄い顔ぶれでしたね。
確かにボブ・ウェルチはドジャースで10年近くエースクラスのピッチャーとして活躍してました。A’sに移ってきたのが1988年です。だいたい毎年15勝前後を挙げていたけど、この年はなんと27も勝ったのです。その他の年で18勝以上勝った年はないのですが。ちなみにリック・ハニーカットも同じ頃、ドジャースにいました。一緒にトレードでA’sに来たのですね。
ちょっと軌道からずれた話になりますが、Dave Stewart ってユーリズミックスっていうバンドのリーダーにいますよね。Bob Welch というロック・シンガーもいたし、ドジャースには Steve Howe というロック・バンド「イエス」のギタリストと同じ名前のピッチャーもいました。同性同名って多いですよね・・・
野球の話から外れちゃったけど、Rockin'Baseballに合ってる話題と思ったもんで・・・・
シピンさん渋いなー! ユーズリミックスは、好きでしたね。 男女のデュオでしたよね? 金髪坊主の女性が当時はオシャレでした。 ちょっと不気味なサウンドで、 ワムを代表とするような80年代の明るいポップスとは一線を画してましたね!
スティーブ・ハウ・・・・・ トラブルばかりで、問題児でしたね。 ドラックで捕まってましたよね?
問題児と言えば、映画メジャーリーグのリッキーボーンの モデルで少年院からメジャーリーガーになった選手がいると聞いたのですが。 ミッチウィリアムズもワイルドシングと呼ばれてたから、彼なのですか? ミッチウィリアムズのフォームってどんなのでしたっけ・・・・
更に話がズレたらごめんなさい
デーブさんもユーリズミックスをよく知っていましたね。Sweet dreams are made of this・・・という歌い出しで始まる「SWEET DREAMS」は大ヒットしました。最近もラップの曲で使われましたね。
> スティーブ・ハウ・・・・・ トラブルばかりで、問題児でしたね。 ドラックで捕まってましたよね?<
そうなんです。この男は超問題児。確か3回もコカイン使用で出場停止処分を受けたはずです。いいピッチャーだったんですけどね。
> ミッチウィリアムズもワイルドシングと呼ばれてたから、彼なのですか? ミッチウィリアムズのフォームってどんなのでしたっけ・・・・
映画「メジャーリーグ」に登場するワイルドシングこと、リッキー・ヴォーンですが、確かにミッチ・ウイリアムスに似ているところがあります。実はこの映画が公開されたのが1989年の前半。そしてミッチもこの年にカブスで36セーヴを挙げ、人気が出ました。タイミング的に言ってミッチをモデルにしたのではなさそうです。
実はリッキー役のチャーリー・シーンがデイヴィッド・ラターマン・ショウというテレビ番組に出演した時、司会者がミッチ・ウイリアムス・キャラクターを演じた、と紹介したのです。
司会者「Charlie, thank you very much for being here. I know you’re working on a film now Major League 2.... The sequel to the very successful baseball film from a few years ago. You play the Mitch Williams character...」
チャーリー「Wild Thing Vaughn, yea..」
このインタビューはメジャーリーグ2の収録中に行なわれたのですが、この時点ではリッキーはミッチのようなキャラクターという説明がなされています。 実は映画が公開されてから、ミッチが出てくるとワイルド・シングが歌われたりして、イメージが定着したようです。以下にもその説明が載ってます。
>>The Wild Thing device -- Indians fans sing the old rock classic when Vaughn enters the game -- is particularly inspired, so much so that you can expect some city to adopt it this summer. (An early-season prognostication: Cubs fans will hang it on Mitch Williams.)<<
というわけで映画が出来てからミッチ・ウイリアムスこそワイルド・シングだという事になって、ワイルド・ミッチの異名が定着したようです。映画の中で彼は刑務所から釈放されてインディアンスに拾ってもらうんでしたよね。さすがに刑務所上がりのメジャーリーガーっていうのは聞いた事ないです。かのベーブ・ルースは少年院(というか養護学校)出身ですが(ダリル・ストロベリーも臭いメシを食ったけど)。
ミッチの投げ方は説明するのは難しいけど、とにかくひょろひょろの長身(190センチ)で髭をはやしてロンゲでワイルド、そんな風貌でけっこう豪快なフォームだったという記憶があります。投げた後も飛び跳ねるような感じだったかな。今度写真探しときます。
先日、ワールドスポーツプラザで 1989のワールドシリーズのビデオを買いました。 中学生の時の記憶が鮮明に蘇えりました。
この年はスウイープなので、ウエルチが投球していなかったために、 あのリズミカルなフォームを見れませんでした。 1990年のビデオを来週買いに行くつもりです。 これから少しずつ集めていくつもりです。 しかし、若い時のカンセコは最高にかっこいい。 復活を望みます。
> しかし、若い時のカンセコは最高にかっこいい。 > 復活を望みます。
今、カンセコはホワイトソックスの5番を打ってます。 今日のゲームのオーダーは(数字は打率、ホームラン、打点)
Ray Durham 2B .263 18 55
Jose Valentin 3B .265 25 60
Magglio Ordonez RF .304 28 98
Paul Konerko 1B .287 30 92
Jose Canseco DH .284 15 45
Carlos Lee LF .268 22 78
Chris Singleton CF .301 7 38
Royce Clayton SS .262 9 47
Mark Johnson C .248 3 12
> しかし、若い時のカンセコは最高にかっこいい。復活を望みます
カンセコ、今年はホワイトソックスで元気にプレーしてます。昨日は14号打ちました。もちろん40/40を決めてた頃とは比較にならないけど。パドレスで頑張っているリッキーヘンダーソンも大したもんです。もちろんビッグマックだって。まだまだ現役でいて欲しいです。
はじめまして。 ちょこっと質問です。
ルイ・ティアント投手という方がいらっしゃったそうですが、 彼のフォームというのはどんなかんじだったのでしょう?
野茂投手に似ているなどといわれているそうですが 本当でしょうか? 彼のフォームを見られるページって無いですかね?
> 野茂投手に似ているなどといわれているそうですが本当でしょうか?彼のフォームを見られるページって無いですかね?<
ルイ・ティアント(LUIS TIANT) ですね。1940年生まれのキューバ出身。右投右打。身長6フィート、体重180パウンドですから野茂より少し小さめでした。レッドソックスには1971年から8年間在籍、75年のワールドシリーズでも2勝を挙げる活躍でした。僕自身は写真で見たことはあるけど、実際に映像を見た記憶はありません。でも確かにバッターに背を向けて投げるところが野茂そっくりだったようです。
投球フォームの連続写真とかは見つかりませんでしたが、以下のホームページにバッターに完全に背を向けて投げるところが映っている写真がアップされています。彼の成績と合わせてリンクを貼っておきます。
ティアントのフォーム見た事ありますよ。 1975のレッドソックスのエースでした。 セットで構えて、胸の前でグラブをこまめに動かし、 野茂と違って、素早く後ろにクルット回って投げる。
パンチョ伊東のコラムには、オーバー、サイド、アンダー で投げていたと書いてありましたが、 私は、アンダーは確認できませんでした。
そう言えば横浜にいたマホームズもいろんなフォームで投げてましたね。サイドでも投げてたし、この説明にあるようにくるりと背を向けたり。アナウンサーはノモばりのトルネードだと言ってたけど、このティアントをマネしたのかも?彼は今レンジャースでしたね。
> > セットで構えて、胸の前でグラブをこまめに動かし、 野茂と違って、素早く後ろにクルット回って投げる。<<
デーブさんは憶えていられるのですね。僕も1975年からMLBに注目しだしたんですが、ティアントのピッチングは見た記憶はないです。あの年はフレッド・リンが新人王&MVPを受賞して、プロ野球ニュースでも取り上げられていました。でも日本では映像というのは殆ど入ってこなくて、いつもモノクロの写真が映されるだけでした。リンにしてもそういうモノクロ写真のイメージが強く残ってますね。
何年か前にMLBのドキュメンタリーを見て、75年のワールドシリーズの場面が紹介されてました。懐かしいな、と思いつつ観てましたが、やはりカールトン・フィスクのサヨナラ・ホームランのシーンが印象的でした。その時にティアントの映像も見てるのでしょうが、今一つ憶えてません・・
こんにちわ。 この板、最高に楽しいです。 シピンさんありがとう。
> デーブさんは憶えていられるのですね。僕も1975年からMLBに注目しだしたんですが、ティアントのピッチングは見た記憶はないです。
実は、デーブは25歳です。従って、ティアントはリアルタイムでは見てません。(この歳で、ユーズリミックスを知ってるなんて・・・・) ティアントは、大学の図書館にあったMLBの伝記ビデオで見たんです。 カーブか縦スライダーが異様にキレテました。
以前書いたように、ティアントのフォームは野茂とはぜんぜん違います。 むしろ、中日の武田のフォームが似ています。 武田がもう少し後ろを向く感じかな?
髭に小太りで、パンチョ・ランプの魔人のような風貌です。
> ティアントは、大学の図書館にあったMLBの伝記ビデオで見たんです。カーブか縦スライダーが異様にキレテました。
いいですね〜。僕もその内ビデオ集めたいです。デーブさんはとても勉強熱心で素晴らしい!関心してしまいます。何でもそうですが、野球を知るのには過去を知ることも重要です。歴史をさかのぼる事で色んな発見があると思います。現在のトップ・プレイヤーが観てきた先人たちのプレーを知り、現在の監督など指導者たちの現役時代を知る。野球がどれだけ深いものか、よく分かると思います。
僕はピッチャーの研究が好きです。もちろんホームランとかも魅力的なのですが、ピッチャーの研究というのは本当に奥深いものがあります。例えばアメリカではフォーク・ボールを多投すると肘を痛めるという定説があります。最近、野茂がこうした定説を崩し始めているかもしれませんが。興味深いのはフォークを投げるピッチャーはスライダーが投げにくいという説です。フォークは人差し指と中指でボールを挟みますが、この2本の指に負担がかかり、同じ2本の指を引っ掛けるようにして投げるスライダーを投げるのが難しいというのです。だけどカーブなら手首をひねってボールにスピンをかけるので、指に負担がかからずフォークと併用できるらしいです。
野球って本当に奥の深いスポーツです。ただ勝った、負けたで大騒ぎするだけではなく、プレー一つ一つの裏にあるものを見て行くと本当に面白いですよね。昨日、二宮清純の書いた「メジャーリーグを10倍楽しむ方法」という本を読みました。僕の意見と同じ見解が網羅されていました。それについてはまた別の機会に触れますが、興味深かったのが野茂の近鉄時代の話。よくロッカールームとかでMLBのビデオ参照会を開いていたそうです。日本でプレーしつつ、みんなメジャーリーガーのプレーに惚れこんでいた。その中に今アメリカでプレーしている吉井や佐野がいたんですね。そして今、イチローがメジャーを席巻しているわけです。
デーブさんのようなベースボール・ファンが増える事を祈りつつ、このロッキン・ベースボールをさらに充実できたらいいな、 と思っています。